悪しきに合掌

自分から自分への気づきメモ

恐れの使用目的

この世界の幻想(神からの分離は実在する)を維持するためには、つまり、私たち自身が自らを幻想世界の嘘で騙し続けるには、真実から眼を逸らさねばならない。

 

真実に近寄らせさせないためには、真実を「恐れるべきもの」と自身に初期設定して、そのこと自体も忘れてしまうこと。

 

真実を恐る理由は、それが分離(神からの独立=個性)の嘘を暴かれ、自我の消滅に繋がるから。

 

そして、分離したという嘘を「神に対して犯した罪」として確定させ、神のへの罪に罪悪感を自らに抱かせ、罰(分離の解消)を恐れるという構図をつくり、その罪を他人に投影し合うという特別な関係社会を生み出すことで、世界の幻想性は、不可侵の確実なものとなった。

 

しかし、世界の幻想と罪悪感(苦しみ)は、表裏一体なので、幻想世界の延長に天国社会がくることは、絶対にありえない、ということに人類は気付いていない。