コペルニクス的な
どこかにあると思っていた大地や海の果て
しかしどこまでいっても果てはなかった
夜空を煌びやかに駆け巡る星々
しかし動いているのは星々ではなかった
あまりにも実際の感覚とはかけ離れている世界の真姿
見かけの世界に騙され続ける私たち
脳「内」スクリーンに映し出される夜の夢
脳「外」スクリーンに映し出される昼の夢
テーマは、分離の世界
素材は、無自覚な罪悪感
そして、いつの日か、大地や海の果てどころか、世界そのものがなかったことに気付き、微笑みながら映画館を後にする